JOYFITブランドを中心に幅広い業態を展開する株式会社ヤマウチ。同社が運営するJOYFIT LITE阪急伊丹では、運営を効率化しコストを削減するために「hacomono」を導入しました。
取材協力:株式会社ヤマウチ クラブリーダー 岡山 孝昭 様
※2023年9月インタビュー時点
コロナ禍、集客を促すことが難しい状況で少しでもコストを削減しようと、運営の見直しに着手しました。そこで取り組んだのがスタジオレッスンです。レッスン前には参加待ちの列が、施設がある商業ビルの6階から4階まで延びることも多く、その整備のほか、整理券の準備や配布などに時間がかかっていました。
「hacomono」導入後は事前にシステムから参加予約ができるため参加待ちの列がなくなり、人数のカウントや整理券の配布などの作業時間が35分から12分で済むようになりました。多いときで1日13レッスンほどありましたので、1日あたりの作業時間を5時間、年間で1,754時間もの時間を削減できたことになります。作業内容を効率化できたおかげで、スタッフは快適な施設づくりなどの本来やるべき業務に集中できるようになったうえ、2022年度の人件費を前年より10%以上抑制できました。
「hacomono」導入後も、ご高齢の方などシステム操作に不安を覚える方のために、レッスン当日も施設で可能な予約フローを用意していました。スタジオ前に用意したホワイトボードに座席表のようなものを貼り出し、すでに予約済みのところにはマグネットを置きます。当日、予約をしたい方は空いている席に、お名前の代わりとしてロッカー番号を記載いただくという方法です。
しかし、「hacomono」は予約完了まで数タップというわかりやすいシステムですから、実際に操作してみていただければ「すんなりできた」というお声が多かったため、10ヶ月ほどして「hacomono」での完全運用に切り替えました。当初はお問い合わせもありましたが、スタッフが丁寧にご案内することで、1ヶ月ほどでほとんどの会員さまは使いこなしていました。
人気のスタジオレッスンへの参加は、以前は早くから列に並ぶことができる方のみに限られていました。しかし、「hacomono」による事前予約制となった今では全会員さまに平等に予約する権利があるため、公平な運営につながっています。レッスンの同時予約数についても制限がかけられるため、一定数を超えて予約したい方には1レッスンにつき300円(税込)で追加枠用のチケットを購入いただくようにしました。より多くのレッスンを確実に受けたい方からご好評を得て、毎月230枚ほどと予想以上に購入いただいています。
「hacomono」導入で、以前抱えていた課題は100%解決できました。これからはさらなる飛躍に向けて新しいことに挑戦していきます。今年からは2つあったスタジオの1つを有料のレンタルスタジオにリニューアルしました。自分がもつスキルを提供したいと考える方に、積極的に利用してほしいです。会員以外の方にも参加いただくことで、施設を知ってもらうきっかけにもつながったら嬉しいですね。
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SaaS企業としてはじまったhacomonoは、
新たなフェーズに突入します。
IoT・Fintech・ECといったサービスを
複合的にかけ合わせ、
日本の社会課題を解決するソリューションを
一緒に生みだしていきませんか。